現在日本は超高齢化社会の中にあり、未婚率増加などによる少子化問題、親と同居をしない核家族化問題で各家庭における家族人数そのものが減少しています。その為、故人の遺品の整理や処分等の作業に対する家族一人一人への負担が増加しています。共働きの家庭も増え、整理する時間さえも作れない、又は高齢者のみで作業そのものが出来ない。さらに、住まいが離れ遠方の為に行く事ですら困難な場合もあります。そして遺品を全て残す事も困難な為、処分する物も必ず出て来ます。その様な場合、処分品の細かい仕分けが必要で、処分するにあたり法規制も関わって来る事により時間や手間も掛かる状況など様々な現状が理由となり、ご遺族の代わりとなって作業を行う遺品整理と言う専門の知識を持った業者が必要とされているのではないでしょうか。

遺品整理を行うにあたり『供養』すると言う気持ちが大切になります。［遺品整理＝供養］でもありますが、遺品やお部屋のお祓いをする、御守りやお札などはお焚き上げをするなど遺品整理と共に行う事で、より一層故人への供養に繋がるのではないでしょうか。遺品とは故人がこれまで『生きてきた証』でもあり思いのこもった大切な物です。その遺品を供養する事により、故人の現世への思いなどを断切り安らかに天へ還す事が出来るのです。そして遺品整理とは、ご遺族にとって大切な作業でもあります。ご遺族が新たな一歩を踏み出す為の『心の整理』なのです。故人やご遺族の為に微力ではありますが、そのお手伝いをさせて頂き、ご遺族が新たに歩む為の『道』を開く事も我々遺品整理士の仕事だと思っております。

①お電話にての受付け
・お客様の現状把握
・ご依頼内容のヒアリング等

②作業現場にて立会い
・現場状況確認
・ご依頼内容に合わせ作業日数・作業人数・不要物量等を確認の上、仮お見積り書作成

③契約成立
・作業内容に必要な関連業者への連絡や段取り
・正式なお見積り書作成

④作業当日
・ご依頼内容や作業段取りの再確認
・遺品の整理や仕分け、また不要物の運び出し等
・作業やり残しや、追加ご依頼等が無いか確認
・料金のお支払い

○各所での作業ご依頼
１Ｒ〜１ＬＤＫ　￥２０，０００〜
２ＤＫ〜２ＬＤＫ　￥３０，０００〜
３ＤＫ〜３ＬＤＫ　￥４０，０００〜
４ＤＫ〜　￥６０，０００〜
○時間でのお手伝い作業
１Ｈ～　￥２，０００〜
その他、応相談
（作業内容）遺品の整理・仕分け・家具等の移動や供養、不要物の回収・処分など

○故人の使用されていた自宅１部屋の遺品整理とお部屋・遺品のお祓いのご依頼
・作業日数×１日
・作業人件費×２人
・遺品整理費（消耗品等含む）
・お寺様にてお祓いのお布施代（無料）
・不要物量×２ｔトラック１台分
・不要物処理代
＊合計 ￥８０，０００ー

○故人の一軒家による住居内全ての遺品整理のご依頼
・作業日数×３日
・作業人件費×１０人
・遺品整理費（消耗品等含む）
・不要物量×２ｔトラック６台分
・不要物処理代
・古物買取り品 ￥７０，０００ー
＊合計 ￥３５０，０００ー

○故人の一軒家による住居内・車庫・物置・お庭全ての遺品整理とお仏壇のお焚き上げのご依頼
・作業日数×６日
・作業人件費×１５人
・遺品整理費（消耗品等含む）
・不要物量×２tトラック１５台分
・不要物処理代
・お仏壇お焚き上げ代
・古物買取り品 ￥４３０，０００ー
＊合計 ￥８１５，０００ー

(注)お見積り料金に関しては、不要物量・不要物種類等や家電リサイクル品により大幅に変動致しますので、必ずご依頼現場にて正確なお見積りを致します。

①遺品の供養
・お祓いやお焚き上げが可能です。
(お取り次ぎのお寺や神社が無い場合は当社にて段取り致します)
・ご自宅にて供養が出来ない状況の場合は、合同供養施設を持った会社にて遺品の供養が可能です。（当社にて段取り、遺品の運搬等致します）

②個人情報の保護等
・故人やご遺族の個人情報は保護厳守致します。
(当社にて電子機器データ等の情報削除が難しい物に関しては、専門業者へ依頼し完全に削除後処分致します)

③遺品等の別宅への移動
・単身者住まいのお荷物量であれば当社にて引っ越し、運搬可能です。
(2ｔトラック１台分程度)

④故人の金融機関や生命保険関係
・金融機関口座については、金融機関が本人死亡を確認した後、口座が使用出来ない様に凍結します。
これは故人の財産・資産相続問題がある為です。
基本はそれらが完了し証明書を提示する事で再度口座が使用可能になります。
又、受取人全員の代表者として証明書を提示し事前に口座使用可能になる例などもあります。
・生命保険等については、故人契約会社へ死亡報告し請求書等の関係書類を請求します。
その後、必要書類を準備・作成・提出し手続きをします。

※これらの関係するカード・通帳・印鑑・書類等が見当たらない場合は、作業員へ捜索依頼をしましょう。

⑤お仏壇の処分
・お寺様にてお経上げ、お性根抜きをした後、専門業者へ引き取ってもらいお焚き上げさせて頂きます。
お焚き上げ証明書も発行可能です。

①現場に出向きしっかりと現状確認をし、ご依頼者のご要望を細部までヒアリングしていますか？

問題点→作業段取りミスや、作業時の遺品の紛失・誤処分などの可能性があります。

②お見積り書は項目事に分かり易く説明され、明朗料金になっていますか？

問題点→作業完了後に色々な理由にて悪質に追加料金を取られるケースが考えられます。
基本的にはお客様からの別途ご依頼が無い限りは正式なお見積り後の追加料金は一切発生致しません。

③ご依頼された会社のお見積り料金は他社と比べ異常に低価格ではありませんか？

問題点→一部の悪質業者が低価格にてご依頼を受け、処分手間や処分費用削減などの理由で回収された遺品を不法投棄する事例が増えています。
その不法投棄された物にお客様の個人情報が記載されていた場合、お客様も刑事処分や行政処分などに巻き込まれる可能性がありますので注意が必要です。

○遺品整理をご依頼された時点のご遺族は心身共に疲れ、冷静な判断が出来ない場合もあります。
お一人で悩まず身近な方や市役所などの行政機関や、遺品整理士認定協会へ相談してみるのも業者選びで失敗しない為の方法です。

近年話題にもなりました普段の生活上での断捨離、エンディングノート作成や葬儀の生前予約なども生前整理に繋がるのではないかと考えています。
ご年配者自身が少しでも後悔をせず遣り残しや、思い遺す事の無い様に生前中に身の回りの私用物や家財道具、又は財産等を整理し、遺されたご家族への愛情や思いやりの気持ちをしっかりと形にする事が必要です。そうする事により、死後ご遺族方の遺品整理への作業時間や料金等の負担軽減にもなるのではないでしょうか。

核家族化や未婚者増加などによる高齢者や独身者の単身住まいの増加、さらにインターネットやSNSの普及により地域社会とのコミュニティの希薄化等で、誰にも看取られずに亡くなる『孤独死』や、死亡してから長い期間誰にも発見されない『孤立死』が増えています。
死後発見が遅れますと身体の腐敗が進み、血液や体液等が布団や床へ染み込んで行きます。現状によっては床を通り抜け、床下の基礎コンクリートまで浸透する事もあります。さらに問題となるのが腐敗による強烈な悪臭です。これは現場の窓を閉め切っていてもマンションなどの集合住宅の場合は建物全体にまで広がる事があります。そして遺体の血液などが害虫を介して他人へ感染症等を発生させる可能性があります。この様な現場の当事者や発見者となられた場合は悩まずに即時ご連絡下さいます様、宜しくお願い致します。

①室内で大量発生しているハエ等の害虫駆除作業
②作業する為の仮消臭・簡易清掃作業
③悪臭の根源となる物の除去
④付着した血液や体液の除去
⑤原因箇所やお部屋全体の除菌・消毒・消臭作業
⑥オゾン発生器にて隅々まで空間脱臭・除菌作業
⑦ご依頼に応じて臭い・汚れの付いた不要物の処理

などを主な作業とし、現場の原状回復を目指します。

（注）現場状況によっては幾度かの定期的な除菌・消臭作業が必要になる場合があります。汚れや臭いを取る事にも限界があり、特殊清掃作業にても現場の原状回復が困難な場合は、該当箇所やお部屋のリフォーム工事をする方法などがあります。

○︎高齢者によるお風呂場での事故死
・死亡２日後の発見
・お風呂場、脱衣所のみの作業
・お寺様にてお経上げ供養も含めたご依頼

・作業日数×１日
・作業人数×３人
・基本料金
(清掃作業・薬品等の消耗品・器械使用費など)
・お寺様へのお布施代（無料）
＊合計 ￥１３０，０００ー